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レポート<rooms25 Vol.1>2012/10/10

「地場産業」を100年後も残すために rooms エグゼクティブプロデューサー 佐藤 美加さん

2000年にスタートしたファッションとデザインの合同展示会rooms(ルームス)。25回目を迎える今回、「地場産エリア」が新設されました。ファッションをフィールドとするroomsで、なぜ、いま「地場産業」を取り上げるのか。地域産業を支援するRin crossingと志をともにするroomsに、日本のものづくりについてお聞きしました。

「地場産エリア」を始めたきっかけを教えてください。

佐藤 roomsとして日本のものづくりの活性化ができないかと考えていました。震災を受け、私が福島出身だったこともあり、その思いが強まり「地場産エリア」を始めることにしました。その土地で長く続いてきた産業が、このプロジェクトをきっかけに100年後まで残ってくれたらいいなと思っています。

「地場産業」の活性化には、なにが必要ですか。

佐藤 売ることがすべてです。通常はすでにある市場にあわせてものをつくりますが、たとえば「だるま」には一般の人がアクセスするようなマーケットはありません。しかし、お客様に「だるまっていいな」と思わせれば、そこにマーケットが生まれるのです。
また、地場産品の多くは、日常的に買ってもらうためのマーチャンダイジングがなされていません。たとえば「だるま」と「占い」を組み合わせるようなアイデアや仕組みがないと継続性は生まれません。

マーケットを拡大させるためには。

佐藤 たとえば、「下駄」。いま花火大会では、浴衣を着ている若い方を多く見かけます。化繊物でミシン縫製の浴衣なので、本物ではありませんが、若年層は浴衣をファッションとして取り入れている。そこがもっとも大事なことです。そこから本物に興味を持ってもらうよう仕掛ける、そうして下駄そのものを広めていく。下駄は着物や浴衣に合わせるものです。まずは、浴衣に着眼し、下駄を広めていく。広める方法はいくらでもあります。マーケットはつくるものだと思っています。ですから、仕掛けとブランディングが必要です。

バイヤーに期待していることは。

佐藤 リスクを背負って買ってほしい。厳しい時代にこそ、攻め続けることが継続と発展につながります。バイヤーの仕事は買ってマーケットを育てることです。

作り手にとって大切なことはなんでしょうか。

佐藤 作り続ける努力をすること。そして、どこに売るのか、そのためにどう作るのかということを考えることです。デザインを変えるだけが、発展ではありません。そこを意識すると、ものづくりにも変化が生まれると思います。

rooms(ルームス)

URL:http://www.roomsroom.com/

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