The Place of Discovery Rin Crossing

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2018年6月現在

登録メーカー
278社
登録バイヤー
国内:891名/海外:515名

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Rin crossing Eye Rin crossingに期待を寄せる方々に、専門家の立場からいま求められる市場ニーズやものづくりへのヒントをお聞きします。

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Rin crossing 登録バイヤーインタビュー2018/03/09

Rin crossing登録メーカーがつくるプロダクトから世界に販路を拡大できる潜在能力を感じました。Rin crossing招聘バイヤー未来式 共同創辦人 汪麗琴(Grace Wang) さん

今回の登録バイヤーインタビューは、海外バイヤーとして招聘させていただいた汪麗琴さんにお話を伺いました。(文中敬称略)

汪さんは台湾ではどのような活動をされていらっしゃいますか。

ライフスタイルショップやレストランを数店舗経営しています。また、展示会のキュレーターとして活動したり、イベントを主宰することもあります。昨年からは台湾だけでなくお隣の中国にも仕事の幅を広げ、スペースデザイナーとして民宿の空間企画も始めました。

この展示会のために日本にいらしたそうですが、Rin crossingの招聘をお受けくださった理由はどのようなところにあるのでしょうか。

台湾デザインセンターの紹介で、このような機会をいただきました。Rin crossingの登録メーカーさんたちがつくるプロダクトは、日本の工芸品をはじめ、すばらしいデザインのものが多数あることは以前から知っていました。台湾マーケットでも多くの人に受け入れられる潜在能力のあるものばかりであることは保証されていますので、断る選択肢はありませんでした。それに加え、私がもともと日本製のプロダクトのファンであることも理由のひとつでもあります。

Rin crossing登録メーカーが生み出す商品の魅力はどんなところにありますか?

実際に自分の目で見てから今思うのは、品質の良さはどれも申し分なしということですね。日本の方々の職人精神や仕事に対する真摯な姿勢がプロダクトに現れていると思います。私たち台湾の消費者やバイヤーたちもそんなプロダクトを通して学べることがたくさんあるように思いました。

今回目に留まったブースを1つだけ教えてください。

大島屋さん(2018年3月9日現在、Rin crossing非登録)のい草を使ったプロダクトが気になりました。台湾でもい草は素材の1つとして使われていますが、昔ながらのものばかりです。大島屋さんのように、カラフルに染めたり、今の生活にマッチするアイテムに使うことで、インテリア素材としての可能性がまだまだあることがわかりました。い草はよい素材ですから、デザインの力を借りてより現代風にアレンジして活用できたら、台湾でもヒットする商品がつくれそうな気がしました。

Rin crossingでは、アジアへの販路拡大への第一歩としてまずは台湾マーケットへの進出を考えています。台湾で成功する見込みはありそうでしょうか。

日本と台湾は生活様式が比較的似ていますので、アジアへの足掛かりとしてまず台湾でというのは正解だと思います。また、台湾政府はここ数年でクリエイティブ産業に力を入れるようになり、人々のデザインや機能、品質に対する意識も高まっています。日本の機能美に優れた工芸品はそんな背景も後押しとなり、より受け入れられる要素が増したと思います。
対して中国はそういった面でまだまだこれからという国。生活が豊かになりつつありますので、高品質なものやデザインの優れたものが受け入れられるのはもう少し先のことになりそうです。展示会やイベントを通してメイドインジャパン製品のすばらしさを少しずつ伝えていく努力が必要かもしれません。

ありがとうございました。最後に、台湾をはじめ海外からいらっしゃるバイヤーさんの目に展示会などで留まるためのアドバイスをいただけますか。

商品のラインナップを増やしてみてはいかがでしょうか。競争が激しい現代で、「うちはこれ1つだけで勝負します」と言われても、違う文化を持つ海外バイヤーの目に留まる可能性は狭まってしまうかもしれません。
また、さきほど日本と台湾は生活様式が似ているとお話しましたが、それでも違いは多々あります。例えば、食事の際に台湾では大皿におかずを盛りますが、日本では1人分ずつ盛り付けることが多いですよね。そんな違いからも、消費者が求めるお皿は全く違ってきてしまいます。相手の国の生活様式や文化に合う提案があると、よりバイヤーの目に留まりやすくなります。
そして最後に、日本の伝統工芸は本当に素晴らしいですが、それに固執せず、現代のライフスタイルに合う商品開発をもっと積極的にするとよいのではないかとも思います。メイドインジャパンの潜在能力の高さには世界中のバイヤーが注目していますので、これからも自信を持ってつくり続けてください。

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