The Place of Discovery Rin Crossing

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249社
登録バイヤー
国内:638名/海外:504名

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Rin crossing Eye Rin crossingに期待を寄せる方々に、専門家の立場からいま求められる市場ニーズやものづくりへのヒントをお聞きします。

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レポート<販売スタッフインタビュー>2014/07/17

日々、消費者に向き合って、ニーズを聞き取っている販売スタッフの方々は、今、どういう製品が求めてられているかを一番知っています。Rin crossingでは、販売スタッフの方々へのインタビューから、今、どんな商品が求められているのか、新しい商品は、消費者のどんなニーズに応えればいいのかなど、商品改良・開発のキーワードを探ります。

roomsSHOP DELUXE 梅田店 店長 杉妻秋穂さん

コンセプト: ファッションとデザインの合同展示会「rooms(ルームス)」出展ブランドを中心に独自のフィルターを通して選定した「必要ではないけれど、思わず心惹かれ、手に取ってしまうアイテム」をテーマに、新しい価値観を提案するショップ
所在地: 阪急うめだ本店4階(大阪市)
主な客層: 百貨店内のため来店顧客は、幅広く10~70代。買上顧客の中心は、30代の女性。「一点もの」や「個性的」なクリエイター雑貨を多く取り扱っているため、人とは違うおしゃれを楽しみたいお客様が多い。

杉妻店長(右端)とスタッフの皆さん

このお店ならではの商品動向はありますか?

A.当店は雑貨店ですが、専門店やリビングフロアで売られている神棚、念珠、袱紗も扱っており、念珠は月に5本以上売れていたこともあります。必要な物なのに購入は後回しなってしまうこのような商品が、普段行く店にあり、デザインも素敵だと、今必要ではないけど買ってしまうというお客様が多いようです。数珠をかわいいと言いながら鏡で合わされているお客様を見ると斬新だなと思います。また、六原張り子なども意外と若い方がかわいいと言って買っていかれますね。
 

メーカーさんとお話することはありますか?

A. 商品フォローなどでメーカーさん、クリエイターさんと直接お話しする機会が多く、売り手として気付いたこと、例えば、バックであれば「ここにスナップをつければ、多分もっと売れますよ」など、ちょっと勿体ないなと感じたことを話します。また、着物生地で洋服に合うバッグを作ろうとしているクリエイターの方には、他の人には出せない和風感がいいので、特に洋風を意識する必要がないこと、洋服に和風バックを合わせるお洒落を楽しみたいお客様もいることなどをお伝えしたこともあります。その通りに対応してくれると、売り手の私たちにも「頑張って売ろう!」というモチベーションが生まれます。「モノをつくる」ことは、お客様に買ってもらった時に完結するものだと思うので、作り手の方とのコミュニケーションを通してより良い商品をつくり、お客様が満足して買ってくださるのを見届けるまでが私たちの仕事かなと思っています。

良い商品と言われる商品に感じる共通点はありますか?

A. 素材やデザイン性などに「特別感」を求めていらっしゃるお客様が意外と多く、創り手さんの背景やこだわり、質の良さが見える商品が高くても売れています。

商品の魅力を引き出すために欲しい情報はありますか?

A.「特別感」をお客様にお伝えするため、商品のストーリーや背景を教えていただきたいと思います。専門的な技術の違いやこだわりではなく、例えば、念珠だと、「ふさのヨリが出来る職人さんがすごく少ないんです」とか「珠一個ずつ面取りしているので、丈夫で孫の代まで使えます」など、一言メッセージで構いません。ただ、技術的なことをマニアックに語ってくれる創り手の方も多く、お客様には、「すごく熱い人なんですよ」と、それはそれで売り文句のひとつにしています。

店舗ではどの様な商品が注目されていますか?

A.神棚をはじめ、地場産商品はちょっと注目されていると思います。しかし、お客様には、地場産商品という意識はなくて、ただ何か上質な物があるという感じだと思います。

今後扱ってみたい商品はありますか?

A.食器などの生活に密着したモノや日本の伝統的な商品です。張り子の起き上がり小法師などが買われるのを見ていると、例えば、お洒落なクリエイター商品があふれている今は、ブライダルギフトとして、死語かもしれない夫婦茶碗・夫婦箸などが、逆にお洒落な感じで受け入れてもらえるのかなって。当店では、ギフト需要も多いので、ちょっと変わったものをあげたいというお客様にご提案できるような商品に魅力を感じます。

最近問い合わせの多い商品はありますか?

A.出店している阪急うめだ本店のホームページで紹介されると、結構お問い合わせをいただきます。担当バイヤーに「だるまが本当に売れるんですか」って言ったのですが、「白河だるま」がホームページで紹介された時は、すごく反響があり、月に200~300個月も売れました。最近では、桐箱入りで5,000円のこけしの扇子にすごい反響がありました。「5,000円もするから」と思い、あまり仕入れていなかったんですけど・・・。

今一押しの商品は何ですか?

A.一番は「だるま」ですが、意外に、「大人しか使えない」というキーワードで、お洒落な大人の必需品として作られた老眼鏡も一押しですね。デザイン・形がかわいいので、若いお客様もかけたがりますが、「お母さんに勧めて下さい」と接客したことがあります。

お客様が反応するキーワードとは?

A.「特別感」「一点もの」ですね。掘り出し物を見つけた自分をアピールされて「私、こんなお店知っているのよ」という感じで、お友達を連れて来店されるミセスの方も結構います。

売れている商品、価格帯を教えてください。

A.クリエイター雑貨が全般的に売れていますが、数量では、「だるま」が、金額ベースでは、ジッパーのチャームやがま口にもこだわっているクリエイター雑貨のお財布(23,000円~33,000円)がトップです。また、5,000円前後の価格帯のポーチなどがよく売れています。まとめ買いも多いため、客単価も5,000円前後です。商品単価も3,000~5,000円です。

パッケージで重要なことはなんですか?

A.商品に合っていることが重要です。商品の質が高くても、パッケージがチープではちょっと売りにくいと思います。通常は外すブランドロゴのチャームを「かわいい」と感じて、つけたままで使うお客様もいらっしゃいますので、パッケージやロゴチャームも含めて商品だと思います。

メーカー、バイヤーの皆様、何か感じて頂けるキーワードはありましたか? 今後も、皆様のお役に立つ情報をお届けしたいと思います。
最後に、杉妻店長をはじめroomsSHOP DELUXEの皆様、阪急うめだ本店様には、お忙しい中ご対応いただきまして大変ありがとうございました。

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