The Place of Discovery Rin Crossing

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登録メーカー
256社
登録バイヤー
国内:733名/海外:514名

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Rin crossing Eye Rin crossingに期待を寄せる方々に、専門家の立場からいま求められる市場ニーズやものづくりへのヒントをお聞きします。

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レポート<rooms29>2014/09/30

「rooms29」にRincrossingブースを出展しました。

ファッションとデザインの合同展示会「rooms29」が、2014年9月9日(火)~11日(木)、国立代々木競技場第一体育館にて開催されました。
「rooms」は、日本のファッション、デザインの発展と世界への発信を目指して2000年にスタートして以来、年に2回開催されているファッションとデザインの合同展示会です。
Rin crossingでは、日本のデザインとものづくりを世界に発信する「made in./rooms Jibasan(地場産)エリア」に事業PRブースを開設し、参加メーカー12社の商品を展示。各メーカーの担当者がブースに立ち、自社商品を精力的に紹介しました。
日本各地の伝統・風土から生み出されたクリエイションを集積した「Jibasanエリア」は2012年の「rooms25」に新設されて以来、グローバルな地場産業が一堂に集まるエリアとして成長。今回も多くの訪問者の注目を集めました。会場には、3日間合計で18,000名が集まり、Rin crossingブースにも500 名を超える来場者がありました。

今回のRin crossingブースの展示コンセプトは「Evolution(進化)」。参加メーカー12社の商品を「伝統技術×現代の機能」「伝統技術×ライフスタイルとの融合」「伝統技術×次世代を見据えたこだわり」の3つのキーワードでまとめ、Rincrossing流の「伝統技術のEvolution」を提案しました。
Rincrossingブースは、シンプルな中にも“日本らしさ”と先進性を感じさせるデザイン。ライティングにも工夫が凝らされ、個々の商品の個性や質感が際立っていました。
参加メーカーからも「“漆でもこんなにカジュアルな表情が出るんですね”と興味を持っていただいた」(遠藤正商店 遠藤典弘社長)、「着物を扱っているという来場者に、伊勢木綿の風合いを生かしたバッグを手に取っていただき“和服にも洋服にもコーディネートできそう”とポジティブな反応が返ってきた」(SUNKI Branding 中村純さん)など、出展に手ごたえを感じるコメントが聞かれました。
また、ブースには日替わりで各メーカーの製品製造過程を紹介する実演コーナーも設けられ、べっ甲工房「ベッ甲イソガイ」と錫製品メーカー「錫光」による実演も行われました。「錫光」の職人・中村圭一さんは、「“槌目(つちめ)打ち”という作業では、コツコツと錫を叩く音が響くので、来場者の方々も思わず足を止めて商品を手に取っていただけます。そこから商談につながることも多いですね」と、来場者の反応に手ごたえを感じているようすでした。
さらにブース内では、参加メーカー同士による商品開発や販路開拓についての情報交換も積極的に行われ、充実した出展となりました。

出展を終えて

ORI-GAMI(ブースのデザイナー)
デザイナー 今福 明花

ブースデザインに関しては、展示会の回数を重ねるごとにRin crossingらしさを表現できているように感じます。シンプルな中にも“日本らしさ”があり、先進性を感じるようなデザインをイメージしています。出展企業様からは、「派手な装飾ではないのに商品が引き立ち、別々のメーカーの商品を並べた時も統一感が出るようなデザインだ」との声もいただいています。ライティングも展示する素材に合わせ、より商品が際立つように光の加減を細かく調整しています。

中小機構 販路開拓支援チーフアドバイザー
足立 正

今回は、rooms29のメインコンセプト「DNA」に合わせ、参加メーカー12社の商品を「伝統技術×現代の機能」「伝統技術×ライフスタイルとの融合」「伝統技術×次世代を見据えたこだわり」の3つのキーワードでカテゴライズしました。Rin crossingの案内チラシでも展示コンセプトを強調したので、来場者にも展示意図は明確に伝わっていたようすで、チラシを手にブース内を見て回る方が多いという印象を受けました。
来場者には服飾関係のバイヤーのほか、個人経営の雑貨屋さんや、カフェオーナーのご夫婦連れなどが目立っていたように思います。
roomsに出展するためには、主催者がroomsのコンセプトに合致しているかどうかを審査するオーディションがありますから、地方のメーカーが単独出展しようと思ってもなかなか敷居が高いという現状があります。その点、Rin crossingはブランドとしての実績がありますから、「服飾関係のバイヤーに直接アプローチしたい」というメーカーさんにはメリットを感じていただけているのではないでしょうか。

岸 耕一

ブースを3つのキーワードでカテゴライズした今回の展示は、「訴求ポイントがわかりやすい」と、来場バイヤーさんからご好評をいただいています。また、出展メーカーさんにとっても「自社製品のアピールポイントが明確になり、説明しやすい」という評価をいただきました。
会場前のミーティングでは、出展メーカーの皆さんに「自分のブースを起点に、他の出展者のブースに足を運んでみましょう」とアドバイスしています。日本全国の“ものづくり企業”が一堂に会していますから、他社の技術やデザインを積極的に見て回ることで、新たなコラボレーションが生まれてほしいですね。
Roomsの来場者には、服飾デザインを学ぶ学生や、アパレルのデザイナーが多いので、今後は思い切って「伝統素材」や「伝統技術」にクローズアップした展示にするのも面白いかもしれません。クリエイターとの協働で新たな商品開発をしたいと望んでいるメーカーさんには、大きなメリットになるのではないでしょうか。

中小機構 販路支援部 審議役
柿沼 文彦

roomsへの出展は、Rin crossingとしては3回目となります。昨年までは「Rin crossingの存在を多くの方々に知っていただく」ことを主眼とした事業PR色の強い展示でしたが、おかげさまでRin crossingブランドもかなり定着してきました。そこで今回はテーマを明確に決めて、参加メーカーの商品や、Rin crossing独自の商品開発の成果を、流通関係者やクリエイターの方々に発信しようという意図をもった展示にしています。
私は流通関係者の方々に、「Rin crossingのブースを新たな販路開拓に役立ててほしい」と思っています。例えば、「座布団」と「ちょうちん」は“和テイストの商材”という意味では共通ですが、実際には「座布団を扱う問屋」と「ちょうちんを扱う問屋」は違うので、そこには“流通の壁”があるわけです。ところがRin crossingのブースや交流会などを通じて親睦を深めることで「どこをクリアすれば取引が可能になるのか」という課題解決にもつながるのです。特に交流会を有効に活用してほしいですね。一般的にはメーカー関係者だけが集まる交流会が多いのですが、Rin crossingの交流会ではメーカー、バイヤー、行政、クリエイターの4者が集まりますから、従来の枠を超えた、さまざまなブレイクスルーが起こることを期待しています

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