The Place of Discovery Rin Crossing

menu

menu

登録メーカー
261社
登録バイヤー
国内:803名/海外:517名

詳細へ

Rin crossing Eye Rin crossingに期待を寄せる方々に、専門家の立場からいま求められる市場ニーズやものづくりへのヒントをお聞きします。

Home > Rin crossing Eye > Rin crossing 登録バイヤーインタビュー

Rin crossing 登録バイヤーインタビュー2015/03/17

「楽しい事がキューっと詰まっているエキナカ、エキュート」でおなじみの株式会社JR東日本ステーションリテイリング マーケットデザイン部 鷲田亜木氏に、2014年8月25日~9月12日、マーチエキュート神田万世橋で展開したRin crossing メーカー9社が参加したイベントについて語っていただきました。文中敬称略。

イベント立ち上げのきっかけについて

マーチエキュート神田万世橋でイベントを開催するに至ったきっかけをお聞かせ下さい。

鷲田マーチエキュート神田万世橋には、日本人ならではの“モノのありさま”や“暮らし方”と、そこから生まれるカルチャーを発信する「佇マイ」という名のイベントスペースがあります。こちらのイベントスペースでの企画を考える上で「日本のものづくり」を、「素材」を切り口として展開をできないかと検討していました。そうした折、晩夏のイベントとして「光」をテーマとした企画を考えており、光が美しく見える素材として「紙」と「ガラス」を切り口として選びました。
「光」をテーマとした背景には、マーチエキュートの環境がございます。かつて万世橋駅として利用されていた、赴きあるレンガ造りのアーチ状の開口部が連なるイベントスペースには、明るい自然光が差し込みます。このような環境の中で、光を柔らかに透かす「紙」と「ガラス」の素材を散りばめることで、お客さまにも日本の「ガラス」と「和紙」の魅力を感じとっていただけるのではないかと考えました。

イベント準備について

テーマが決まり、次に商品集めという段階でご苦労された点などありましたらお聞かせ下さい。

鷲田 一番大事にしたのは、イベントテーマの「光を透く」をいかに表現するかです。光が美しく見える表現方法を取っている商品を探し出すことがポイントでした。また、イベントスペースはアーチを美しく見せるための構造上、天井照明が無く、吊り金具などもないため、壁側に置くことで映える商品を探すことも大きな課題でした。
さまざまなメーカーさんなどを検討する中で、インテリアライフスタイル展のRin crossingブースで紹介されていた和紙を用いたシェードから淡く光る温かみのあるLED照明を思い出しました。まっさきにそちらの商品が候補になりました。
次に硝子では、光を透くとキラキラと輝く、江戸切子に小樽切子とフロスト硝子をイメージしました。これらはデイリーにも利用していただけるよう、価格帯もある程度幅を持たせて探しました。
今回のイベントではRin crossing参加メーカー9社さんと直接お話しをさせていただきました。これまでメーカー1社様による展開で世界観を出していたケースが多かったのですが、今回は9社を一堂に会することで苦労もありましたが、テーマを具現化するイベントが実施できたかと思います。
 
 

イベントが終わって

今回のイベントについてお客様からの評判はいかがでした?

鷲田 複数のメーカーさんから商品を集めたことで、お客さまにも楽しんでいただけたかと思います。マーチエキュート神田万世橋の他ショップにおいても、ものづくりに背景のある商品を多く取り扱っており、館全体としても統一感を持って展開ができました。また、一部メーカーさんには、実際に売場に立って接客していただいたり、ワークショップを開催していただくなど、実際にお客さまとコミュニケーションをとっていただきました。こうした交流もお客さまにとっては貴重な機会となりました。

バイヤー目線でメーカーに要望すること

何かメーカーさんの参考になるようなことや情報などありましたらお聞かせください。

鷲田 商談の中で、サイズや色展開、製作数量、納期などの取引上の話がメインになってしまうことが多いのですが、それに加えて一番聞きたいと常々思っているのは、その商品をどのような想いで作られているのか。商品を作る時のこだわりやメーカーさんの歴史とか、たとえば元々は現在の製品とは全く異なる製品を作っていたけれど、さまざまな経緯で現在の商品に至っているなど。商品に隠れている背景や、ストーリーを教えていただきたいと感じます。また、商品を作っている工場や機械の写真などがあれば、よりその商品を展開するときにイメージが膨らみますし、お客さまにもより深く商品が持っている背景を伝えられると思います。お邪魔でなければ直接製作現場にお伺いさせていただければとおもいます。

新規メーカーとの出会いや新商品探しは展示会などに行かれて出会うことが多いですか。

鷲田 展示会では確かに出会いがありますし、直接メーカーさんとお話ができるのでできる限り行くようにしています。あと、セレクトショップや路面店舗もよく見に行きます。大規模な展示会ですと、全体の見せ方も大事ですが、やはりメーカーさんが力を入れている、売りたい商品を前面に大きく並べて頂くだけでもこのメーカーさんはこれを売りたいんだなっていうメッセージが伝わってきます。メリハリのある訴求といいましょうか。何しろ展示会でブースを見て回る時、ひとつのブースの前を通過する時間は、多くはたったの2秒程度。その2秒の間にいかに足を止めさせるかが次のステップにつながるのではないかと思います。そして、せっかく足を止めていたらメーカーさんからの声掛けが欲しいです。ブースに立ち寄って興味ある展示商品を見ている時が、声掛けするチャンスだと思いますので笑顔での「いらっしゃいませ」と対応してみてください。その対応ができていないメーカーさんって意外に多いので、もったいなぁと思います。あとは、先ほどの話にも出ましたが、メーカーさんのストーリーや商品の背景がわかるようなPOPのような販促物があると、メーカーの方が他の方と商談中でも検討できるので助かります。

今回イベントが終了したのちに参加されたメーカーさんより御礼の言葉も頂いております。

鷲田 有難うございます。今回参加されたメーカーさんが喜んでいただけたことは何よりです。

最後になりますが、現在Rin crossingに参加されている全国のメーカーさんが160社を超えましたので、商品カテゴリーや地域、素材などの切り口にある程度フレキシブルに対応できるユニットができそうな気がしますので、今後また、何かテーマを決めた催事の計画を立てられるときにはお声かけください。長い時間お付き合いいただき貴重なご意見まで頂戴し本日は有難うございました。

※「株式会社JR東日本ステーションリテイリング」は、エキュート大宮、品川、立川、日暮里、東京、マーチエキュート神田万世橋を運営しています。

ページトップへ