The Place of Discovery Rin Crossing

menu

menu

登録メーカー
249社
登録バイヤー
国内:638名/海外:504名

詳細へ

Rin crossing Eye Rin crossingに期待を寄せる方々に、専門家の立場からいま求められる市場ニーズやものづくりへのヒントをお聞きします。

Home > Rin crossing Eye > レポート<rooms31交流会>

レポート<rooms31交流会>2015/10/27

活発な情報収集と新たな人脈づくりが行われました

2015年9月9日(水)には、『rooms31』へのブース出展にあわせ、Rin crossing参加メーカー様、バイヤー様、メディア関係、クリエイター様の方々を対象に「Rin crossing交流会」を開催しました。

今回は、奄美大島紬組合青年部の皆様にもお越しいただき、約40名の皆様が参加されました。なごやかな雰囲気の中での交流を通じて、活発な情報収集と新たな人脈づくりが行われました。

参加された皆様の声

有限会社 小倉クリエーション
専務取締役 渡部様

roomsでの展示は今回が初めてです。今回は素材をテーマとした展示だったので、来場者からは「家具に使ってみたい」「バッグとして加工してみたい」など、具体的な相談が数多く寄せられました。また、金属や陶器など異なる素材との組み合わせを探している方もいて、私自身も新たな発想の可能性を感じることができました。
これほど多様な素材が一堂に会する展示会は少ないので、商品企画の担当者で、日本の伝統素材を探している方には、とても重宝されていたようです。「日本の伝統素材、背景にストーリーがある素材を探していた」という方も多数いらっしゃいました。
その一方で、素材から製品のイメージをつかむことが難しく「具体的に、どんな製品に使えるのか知りたい」という声も聞かれました。

株式会社 槙田商店
常務取締役 槇田洋一様

最初にブースを見た印象では、「ちょっと奇をてらった展示だな」とも思いましたが、会場全体を見てみると、製品ばかりが並ぶブースがほとんどの中で、ひときわ目を惹いていたと思います。
当社が扱っている傘の布地は、用途が難しい特徴的な素材だが、素材が一堂に集まったRin crossingブースの中では、その個性が際立っているように感じました。
交流会に参加するのは今回が初めてなので、最初はちょっと緊張したのですが、集まっている方々がみな自然体で、すぐに打ち解けることができました。他メーカーやクリエイターの方たちと親しく話す機会は少ないので、交流会で良い刺激をもらうことができました。自分たちだけでは到底出てこない斬新な発想やアイデアをもらうことで、今後の商品開発のヒントをつかみたいと思います。
roomsのように大規模な展示会への出展は、自社単独ではできない取り組みです。貴重な機会を与えていただいたRin crossingに感謝しています。

女子美術大学短期大学部
准教授 竹中明子様

私たちはテキスタイル、つまり布地や織物について研究しています。日本全国には、「匠の技術」によって脈々と受け継がれてきたテキスタイルが数多く存在します。しかし、国内繊維産業の縮小にともなって、伝統的な日本のテキスタイル技術は姿を消しつつあります。
そんな現状の中、次世代を担う学生たちに「本物の価値を伝えたい」という思いから交流会に参加しました。
伝統的な産地で生産されている本物の素材、しかも多種多様な素材に出会える機会はなかなかありません。「匠」の技術を持つ素材に実際に触れ、生産者の方と語り合うことができた交流会は、私にとっても貴重な経験でした。
ブースの展示方法としては、日本地図をベースに、産地別にマテリアルをマッピングするような見せ方もおもしろいと思います。視覚的な工夫によって、用途のアイデアもさらに膨らんでいくのではないでしょうか。
最終製品を国際競争力のあるものにするためには、匠の技術を持つ素材(テキスタイル)、加工、縫製、そして商品企画など、それぞれの優れたクリエーションが融合されることが必要です。マッチングがうまくいかないために、高度な伝統技術やプロダクトが消えていってしまうことは残念でなりません。
日本の貴重な技術を伝承していくためには、優秀なプロデューサーの存在が不可欠です。その意味で、作り手とバイヤー、そしてクリエイターをつなぐプラットフォームとしてのRin crossingの取り組みに期待しています。

株式会社黒香師工房
代表取締役 冨田晴美様

当社では、素材そのものの魅力をアピールする展示は以前から待ち望んでいたことでした。ただ、周囲からは「プロダクトにして見せないと商品化しにくい」などの意見もあり、今までは躊躇していたのです。それだけに、今回Rin crossingから「roomsで、素材にフォーカスした展示を企画している」というお誘いは、私たちにとってたいへん魅力的でした。
交流会では、以前からRin crossingに参加している他メーカーやクリエイターの方々と話ができ、貴重な経験となりました。今回の出展は、新たなチャンスを生み出すきっかけになりそうです。
西陣織は長い伝統を誇るすばらしい技術ですが、「すばらしい技術」がすなわち「素晴らしい商品」であるとは限りません。デザイナーやクリエイターの方々のアイデアによって「西陣織=着物」という既成概念を超越することで、西陣織という素材が広く使われるようになって欲しいと思います。

今後も多くのゲストをお招きして、参加メーカーの皆様にとって、よりいっそう有意義な交流会の開催を目指していきたいと思います。今回ご参加いただけなかった方々も、次の機会には、ぜひご参加ください。

ページトップへ