The Place of Discovery Rin Crossing

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登録メーカー
261社
登録バイヤー
国内:803名/海外:517名

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Rin crossing Eye Rin crossingに期待を寄せる方々に、専門家の立場からいま求められる市場ニーズやものづくりへのヒントをお聞きします。

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レポート<クラフト見本市「HOME」(ロンドン)>2016/04/04

一般財団法人自治体国際化協会(CLAIR:クレア)ロンドン事務所が発行する「CLAIRメールマガジン」に、2016年1月のRin crossingの「home」出展を、取り上げていただきましたので、ご紹介します。

一般財団法人自治体国際化協会(CLAIR:クレア)ロンドン事務所が発行する『CLAIRメールマガジン』に、
2016年1月のRin crossingの「home」出展を、取り上げていただきましたので、ご紹介します。

出典:CLAIRメールマガジン vol.139(2016年3月30日)

2016年1月17日(日)から3日間、ロンドンでクラフト見本市「HOME」が開催されました。2年前からRin crossingが、同見本市において日本の工芸品を出展しています。

 

1 クラフト見本市「HOME」について

毎年、英国ロンドンで開催される家庭用品、インテリア雑貨の見本市で、毎年秋(9月)と春(1月)に開催されます。


2 Rin crossingとは

独立行政法人中小企業基盤整備機構による全国各地でモノづくりに取り組むメーカーと新たな市場を創り出す商品を求めるバイヤーとの出会いの架け橋となって、地域資源を活かした商品の販路開拓を支援するプロジェクトです。
今回Rin crossing出展ブースではキッチン用品を中心に全国28社の商品が出品されました。


3 来場者からの日本の工芸品に対する反応

出展者の方から、出展状況を聞きましたので、一部を紹介させていただきます。


(1)全体的にサイズが小さい
欧州の方々は日本人に比べ手が大きく、使うものは全て日本より大きめです。特に持ち手のないカップ(湯呑み)はその用途も分かりにくいことから、英国の生活スタイルのなかでどのように使えるかは大きさが重要なポイントとなるようです。
英国もお茶文化ですが、ティーポット(急須)は日本で作られるモノより大きいのに驚きます。それを普通と捉えている英国人にとって、日本のサイズはやっぱり小さいのだとつくづく感じます。


(2)男女に受け入れられるカラ―
日本のキッチン用品は女性をターゲットにする傾向にありますが、英国では必ずしも女性が食事を作るのではなく、男性が作ることも多いようです。鍋や食器の色1つにしても、シックな色(黒や紺)があるだけで、男性バイヤーからの引き合いが強くなるとのことです。


(3)デザイン
日本的なデザインと言えば、「桜」といった和柄を想像しますし、訪日旅行者に好まれる土産もそういったデザインが多いのかもしれません。ただ、見本市に訪れる英国のインテリア関係のバイヤーにとっては、日本は安藤忠雄のようなモダンな建築家の作品のイメージです。全面的に和を出すモノよりも、こちらのインテリアに合う欧州にない性能美(何となく日本が想像できるデザイン)があるモノの方が好まれます。


 

有限会社かねみつ漆器店(長野県塩尻市)

 

上:株式会社東北工芸製作所(仙台市)
下:雄勝硯生産販売協同組合(宮城県石巻市)

(4)英語での情報ルーツ 
見本市に出展するということは、他の自社製品も含めて今後の取引の可能性を広げるものです。そのためには英語の情報ツール(英語のパンフレットやWEBサイト英語)の用意は絶対条件です。英国で出展する場合はイギリス英語で書かれていれば、より評価が高いようです。


4 さいごに

アジアのように日本の文化が浸透している国に比べると、英国での反応は異なるのかもしれませんが、新しい視点でのモノづくりを考えるヒントがあるように思いました。さらに、英国には昔から海外で作られた工芸品を高く評価する文化もあります。日本の工芸品を英国で売り込むことは、日本の各地域の文化・生活を伝えるきっかけにもなるのではないかとも感じました。


(岐阜県派遣 山田所長補佐)


<参考>一般財団法人自治体国際化協会(クレア)ロンドン事務所
http://www.clair.or.jp/


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